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(2820)新着情報 2023年10月

ドレスコードは大島紬 奄美で”里帰り”パーティー 銀座もとじ(2023.10.31)

 

東京都で和装販売店を展開する銀座もとじ(泉二啓太代表取締役社長)は27日、大島紬がドレスコードのパーティーを奄美市名瀬のホテルで開いた。地元の紬産業従事者や東京から訪れた同社の顧客など約80人が参加。とりどりの大島紬姿で和やかに歓談し、島料理や黒糖焼酎を堪能した。

「方言継承、自分事として」 竿さん(知名町)親子、国際学会で発表 タイ・バンコク(2023.10.31)

 

言語と教育に関する国際学会が4~6日、タイ・バンコクであり、知名町の竿智之さん(45)と長女・りりさん(14)=知名中3年=親子が「OUR FSR」と題して研究発表。家族で取り組むビーチクリーンや方言継承などの活動から、持続可能で心豊かな暮らし方を提案した。

大澤宝穂選手(徳之島町出身)ベンチプレスで日本新樹立 日本グランプリパワーリフティング・サブジュニア74㌔級(2023.10.30)

 

28、29日、兵庫県姫路市のアクリエひめじであった第2回日本グランプリパワーリフティング競技・シングルベンチプレス(日本パワーリフティング協会主催)。「サブジュニア(U-18)74㌔級に挑んだ徳之島町出身の大澤宝穂(たかほ)選手(18)=鹿児島市在住=が、同級ベンチプレス日本新記録の142・5㌔を挙上。鹿児島県内初の快挙を成し遂げた。

徳之島町どんどん祭り 4年ぶり市中パレード ハロウィンの仮装隊も参加(2023.10.30)

 

第40回徳之島町どんどん祭り(同実行委員会主催)は29日、「奄美群島日本復帰70周年記念~笑顔は平和の宝もの」をテーマに市中パレードや亀津新漁港特設会場でのステージイベント、花火大会があった。4年ぶりの復活となったパレードには23団体、約900人が参加。新たにハロウィーンの仮装隊でも楽しませ、活気に包まれた。

JAC、沖永良部で環境保全ツアー 大学生17人がビーチクリーン体験 マイクロプラスチックの影響考える(2023.10.29)

 

日本エアコミューター(JAC)による環境保全ツアーが27日、沖永良部島であった。来島した大学生17人は、地元の海岸で漂着ごみを拾う「うじじきれい団」のメンバーとともにビーチクリーンを行い、マイクロプラスチックが自然環境に与える影響を考えた。

かごしま大会が開幕 燃える感動、全国へ 障害者スポーツ 14競技で熱戦へ(2023.10.29)

 

「熱い鼓動 風は南から」を大会スローガンに掲げる特別全国障害者スポーツ大会(燃ゆる感動かごしま大会)の総合開会式が28日、鹿児島市の白波スタジアムであった。鹿児島での同大会の開催は初めて。先日終了したかごしま国体と同じく、2020年開催予定だった大会が、コロナ禍による3年の延期を経て、開幕を迎えた。

徳之島町で地区自治公民館経営研究会 地域人材の有効活用を 新たな「LET」活動提言も(2023.10.27)

 

2023年度大島地区自治公民館経営研究会・徳之島町自治公民館連絡協議会研修会が27日、「これからの地域コミュニティの在り方」をテーマに徳之島町生涯学習センターであった。同町亀津北区自治会の幸多勝弘会長(72)が事例発表し、「全国初の高校生町内会長」と話題を呼んだ鹿児島市唐湊(とそ)山の手町内会の金子陽飛会長(20)が講演するなど、新時代への自治公民館活動を考え合った。

高齢者施設などで「種下ろし」 龍郷町瀬留 200人以上が歌い踊る 銀座もとじツアー一行も参加(2023.10.27)

 

集落内を歌い踊りながら練り歩き、翌年の豊作を祈る「種下ろし」が26日夜、龍郷町瀬留集落(恵島廣光区長)で4年ぶりに行われた。にぎやかな音に誘われた住民や、伝統行事を見るために訪れた東京からの観光ツアー客30人も加わり200人以上が踊り、深夜までにぎわった。

サンゴ留学生を応援したい  喜界町交流拠点施設整備へ ガバメントCF始まる(2023.10.27)

 

喜界町はこのほど、ふるさと納税サイトのふるさとチョイスで「喜界町サンゴ留学・未来の研究者のために学生の交流施設を整備したい!」と題したガバメントクラウドファンディング(GCF)を開始した。目標額は300万円で、同町は「海が好きで、離島ならではの生活を望む子どもたちが増えている。留学生たちに全国から応援を」と呼び掛けている。1月17日まで。

徳之島三町 高齢者ねんりんスポーツ大会 4年ぶりはつらつ健康交流 伊仙町(2023.10.27)

 

2023年度「徳之島三町高齢者ねんりんスポーツ大会」(同三町老人クラブ連合会主催)は26日、伊仙町総合体育館であった。各町代表2チームずつ計6チーム約360人が参加し、軽スポーツ・マスゲームではつらつと交流。採点種目は徳之島町Bチームが総合優勝を飾った。

ピーチ冬ダイヤ 関西線、3か月運休 「来島客の減少つながる」 奄美市、要望活動検討(2023.10.26)

 

LCC(格安航空会社)ピーチ・アビエーションは今月29日からの冬ダイヤで季節運航に乗り出し、奄美関係2路線のうち大阪(関西)線は同日から2月8日まで3か月間運航なし(運休)となる。冬場の観光客のほかスポーツ合宿の学生、年末年始の帰省客など影響は必至で、「官民あげて地元の実情を会社側に伝え、改善の働き掛けを」との声が出ている。

高齢者が花き栽培の知識学ぶ 労働力不足の解消へ 県シルバー人材センター連が講習会(2023.10.26)

 

県シルバー人材センター連合会が主催する農作業補助講習会が25日、和泊町実験農場であった。和泊、知名両町のシルバー人材センターの会員13人が受講。花き栽培の基本的な知識や必要とされる技術を学び、作業中の安全対策を確認した。

「ハージン(スジハタ)」群島記録更新 伊仙崎で107㌢、15・3㌔ 清原さん(伊仙町)「怪物かと思った」(2023.10.25)

 

「怪物かと思った。高級魚ハージンと分かって感動がこみ上げた」――。徳之島を代表する磯釣りマニアの1人で、伊仙町目手久の自営業、清原啓太さん(62)=徳之島荒磯会=が23日、同町伊仙の伊仙崎海岸で全長107㌢、重量15・3㌔のスジハタ(地方名ハージン)を釣り上げた。奄美群島磯釣連盟公認の同魚種の記録(全長)を塗り替えた。

甘味けんじさん(沖永良部出身)浅草で坊主漫談 久永さとみさんらゲスト(2023.10.25)

 

沖永良部島出身の甘味けんじさんが、このほど台東区浅草で久永さとみさんらをゲストに迎え「坊主漫談」の舞台を披露した。客席を埋めた出身者らは、奄美新民謡に聴き入り、抱腹絶倒の話術を堪能していた。

紙面姿で躍動の舞い披露 4年ぶり「諸鈍シバヤ」 瀬戸内町諸鈍(2023.10.24)

 

旧暦9月9日に当たる23日、瀬戸内町加計呂麻島の諸鈍集落にある大屯(おおちょん)神社境内で、国指定の重要無形民俗文化財「諸鈍シバヤ」が奉納された。新型コロナウイルスの影響により4年ぶりの開催。多くの見物客が見守る中、紙面(カビディラ)姿の男衆らがユーモラスな芝居を披露した

新庁舎工事の安全祈願 知名町 餅投げで上棟祝う 環境に配慮した設備導入(2023.10.24)

 

来年5月以降の運用開始に向けて建設を進めている知名町役場新庁舎の上棟式が23日、庁舎建設地で行われた。関係者ら約40人が参加し、工事の安全を祈願。餅投げも行われ、駆け付けた町民らは次々と投げられる餅を夢中で拾い集めた。

全国闘牛サミットin伊仙 徳之島闘牛のド迫力堪能 6県9市町でエール交換(2023.10.23)

 

奄美群島日本復帰70周年記念「全国闘牛サミットin伊仙」の全島一・軽量級優勝旗争奪戦大会(伊仙町闘牛協会西部支部主催)が22日、同町なくさみ館であった。闘牛文化を共有する全国6県9市町の首長や闘牛関係者らがエールを交換後、最強の「全島一」タイトル戦含む計11組が激突。〝迫力度日本一〟と評される徳之島闘牛のド迫力を約3千人が堪能した。

岡さん(喜界会)が総合優勝 「徳之島節」伸びやかに歌う 民謡民舞奄美連合大会(2023.10.23)

 

2023年度民謡民舞奄美連合大会(公益財団法人・日本民謡協会、同奄美地区大会実行委員会共催)は21日、奄美市笠利町の県奄美パークであった。奄美群島内外から年代別5部門に96人がエントリー。三味線の調べに合わせて島唄を歌い、自慢ののどを披露した。各部門優勝者で競う協会賞争奪戦では「徳之島節」を伸びやかに歌った岡美里さん(32)=喜界会=が総合優勝を飾った。

禎一馬20周年記念コンサート 「シンガーソングファーマー」 老若男女の心一つに大盛況(2023.10.22)

 

ふるさと徳之島を拠点にした「シンガーソングファーマー」こと禎一馬さん(41)の「禎一馬20周年記念コンサート」(同実行委員会主催)が20日夜、徳之島町文化会館であった。老若男女に愛されるご当地ソングに定着した「ユイの島~徳之島~」をはじめオリジナルの計23曲を熱唱。関東・関西地区から駆けつけたファンら約40人を交え満員の約600人を大いに魅了した。

地方創生映画「クジラの島とくのしま」 3町で特別上映会 第2作「闘牛の島」着手報告も(2023.10.22)

 

徳之島を舞台にした地方創生短編映画『クジラの島とくのしま』の特別上映会が21日、徳之島3町会場であった。徳之島観光大使の重田光康氏(ロサンゼルス新選組レストラングループ局長)がふるさとへの熱い思いを込めて製作総指揮、大橋孝史監督(49)のもと島の人々や大自然

伍代さん「希望持てる」 ペットの同室避難で 安田奄美市長を表敬(2023.10.21)

 

演歌歌手の伍代夏子さんが19日、災害時のペットの捜索や救助に取り組む「チームうーにゃん」(千葉県)のうさ代表とともに安田壮平奄美市長を表敬訪問した。幼少期から生活にいつも犬がいたという伍代さんは「ペットは家族。一緒に身を寄せる場所がまず一つあれば」と話し、災害時のペット同室避難の検討が進む奄美市の取り組みに期待した。

「燃ゆる感動かごしま大会」出場へ健闘誓う 和泊町の山元さん、田中さん、武さんの3選手(2023.10.21)

 

特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」が今月28日から始まるのを前に、県代表として出場する和泊町の山元勝也さん(52)と武美奈子さん(64)、田中三千夫さん(66)の3選手が20日、同町の前登志朗町長を表敬訪問し、健闘を誓った。大会は30日まで。

百合ヶ浜など満喫 外国クルーズ船初寄港 与論島(2023.10.20)

 

オーストラリア船籍の探検クルーズ船「コーラル・アドベンチャラー」(5516トン)が15日、与論島の茶花港に寄港した。外国船籍クルーズ船の同島寄港は初めて。午前8時半から約12時間滞在し、多くの乗客が下船して島内観光を楽しんでいた。

大島地区肉用牛振興大会 Gチャンピオン、団体戦ともに喜界町 3部門に58頭出品 和泊町で(2023.10.20)

 

第19回大島地区肉用牛振興大会(県経済農業協同組合連合会主催)が19日、和泊町の沖永良部家畜市場であった。最高賞のグランドチャンピオンには、第3部(父系群)で首席となった喜界町の大山祐輔さんと豊原芳宏さんが出品した「まあべりっく」「あざらしひめ2」「いつき」の3頭が選ばれ、団体も喜界町が制した。

闘牛の島」撮影開始 徳之島舞台の短編映画2作目 21日、3町で第1作上映会も(2023.10.19)

 

徳之島を舞台にした地方創生短編映画2作目「闘牛の島」の撮影が18日、徳之島町花徳で始まった。徳之島での撮影は23日まで。作品は12月に東京都である映画祭で公開を予定している。監督兼プロデューサーの大橋孝史さん(49)は「海外でも上映予定なので徳之島に住んでいる人が誇れる作品に仕上げたい」と意気込みを述べた。

「ゆきみし」魅力伝える 沖永良部の伝統菓子 試食、ワークショップも 知名町社協(2023.10.19)

 

沖永良部島の伝統菓子ゆきみしの魅力を伝える「ゆきみし祭り」(知名町社会福祉協議会主催)が14日、同町フローラル館であった。町内外から親子連れなど30人余りが来場。ゆきみしを試食したほか、関連するゲームやワークショップを楽しんだ。

供給体制検討会 日赤との協議平行線 血液備蓄所再設置要求も 「費用負担重すぎる」(2023.10.18)

 

2018年4月に廃止された血液備蓄所の再設置などを議題に「奄美大島における血液製剤供給体制検討会」が17日、奄美市名瀬の奄美会館で開かれた。県、大島郡医師会、県赤十字血液センター、5市町村の保健担当者など関係者約20人が意見交換した。県立大島病院内に備蓄所設置を求める意見に、血液事業を担う日赤側は「費用負担が重すぎる」と難色を示し、議論は最後までかみ合わなかった。

かごしま国体が閉幕 鹿児島は天皇杯、皇后杯とも2位 「国体」から「国スポ」へ(2023.10.18)

 

特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)の総合閉会式が17日、鹿児島市の白波スタジアムであった。鹿児島は天皇杯(男女総合)、皇后杯(女子総合)ともに2位と好成績を残し、51年ぶり開催となった地元国体に華を添えた。

徳之島、伊仙両町 4年ぶり歓喜広がる 町民スポーツの祭典(2023.10.17)

 

徳之島町と伊仙町の第64回町民体育祭(各町および教育委員会・体育協会など主催)は15日、「奄美群島日本復帰70周年記念」を冠称して各総合運動公園で4年ぶりにそれぞれあった。コロナ禍で自粛・中止を余儀なくされてきたが、集落地区や校区別対抗の多彩な種目を通じ歓喜に包まれた。

沖永良部島・知名町がプレミアム付き商品券発行 物価高騰対策で(2023.10.17)

 

知名町は、原油価格や物価の高騰を受けた町民や事業者に対して生活支援や地域経済の活性化を目的として、「がんばる知名町応援券」を発行した。

「応援を力に変えて」 原(大島高)8位入賞 陸上・少年男子競歩(2023.10.16)

 

特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の陸上競技は15日、鹿児島市の白波スタジアムであり、少年男子共通5000メートル競歩に出場した大島高校3年の原勇輔選手=東城中出身=が、自己ベストを20秒更新する21分10秒25で悲願の8位入賞を果たした。

国体相撲2日目 鹿児島県代表5位入賞 1000人が会場で応援(2023.10.16)

 

奄美群島日本復帰70周年記念・特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の相撲競技は14日、奄美市の名瀬運動公園サンドームで大会2日目を迎え、少年男子団体・個人の決勝トーナメント戦があった。団体の鹿児島県代表は5位入賞を果たした。個人戦では俵幸平(樟南高、龍南中出身)がベスト16と健闘した。成年男子の団体・個人は惜しくも予選で敗退した。

沖永良部与論地区 広域事務組合消防設立40周年 島民の安心安全守る(2023.10.15)

 

沖永良部与論地区広域事務組合消防設立40周年記念式典が14日、和泊町防災拠点施設やすらぎ館であった。南3町の関係機関から約80人が参加。40年を節目に島民の安心安全を守り、福祉向上に努めていく決意を新たにした。

WSL世界戦アジア予選 男子は長沢(千葉)、女子は池田(静岡)がV(2023.10.15)

 

ワールドサーフリーグ(WSL)世界戦への20歳以下アジア予選の最終戦「TOKUNOSHIMA TOWN KIDS CHALLENGE」(徳之島町サーフィン大会実行委員会主催)3日目・最終日の14日、同町花徳浜(けどくばま)で準決勝以上があった。プロジュニア男子は長沢侑磨(17)=千葉県、アジア・ランキング5位=が決勝でインドネシアの選手=同2位=を終始リード。同女子は池田美来(15)=静岡=が前日の16歳以下「キッズチャレンジ」との2冠を達成した。

和泊町 ゼロカーボンシティ説明会 「島の景観壊さないか?」 町民から意見も(2023.10.14)

 

和泊町ゼロカーボンシティ町民説明会が12日から始まった。初日は同町の玉城字公民館であった。現在進められている脱炭素先行地域事業について説明を受けた住民からは「島の景観が壊れる心配はないか」「町民にメリットはあるのか」などの意見が出た。

県代表 団体決勝T進出 俵、栁、市来崎が個人戦決勝Tへ 国体相撲 少年男子(2023.10.14)

 

奄美群島日本復帰70周年記念・特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の相撲競技は13日、奄美市の名瀬運動公園サンドームで少年男子団体予選があった。鹿児島県代表として菅間伝心(鹿実高)、福崎真逢輝(樟南高、名瀬中出身)、俵幸平(樟南高、龍南中出身)、栁賢士朗(鹿商高)、市来崎大祐(鹿実高、亀津中出身)が出場。予選3試合を戦い3勝で、個人では俵、栁、市来崎が全勝で、14日にある決勝トーナメント進出を決めた。

与論島が2年ぶり選出 星空ツーリズム推進を評価 世界の持続可能な観光地TOP100選2023(2023.10.13)

 

持続可能な観光の国際的認証団体グリーン・デスティネーションズが実施する表彰制度「世界の持続可能な観光地TOP100選2023」が9日発表され、与論島が選ばれた。2年ぶり2回目の選出。地域住民や事業者、専門機関の和歌山大学観光学部と連携した「星空ツーリズム」推進の取り組みが評価されたもので、町商工観光課の担当者は「地元行政、観光協会だけではできなかったこと。大学や地元ガイドの協力に感謝したい」と喜んだ。日本からは同島を含め10地域が選ばれた。

徳之島町花徳浜で WSL世界戦・アジア予選開幕 20歳以下サーファーらが熱戦(2023.10.13)

 

WSL(ワールドサーフリーグ)世界戦に向けた20歳以下のアジア予選の最終戦「TOKUNOSHIMA TOWKIDS CHALLENGE」(徳之島町サーフィン大会実行委員会主催)が12日、同町花徳浜で開幕した。国内外からエントリーのプロジュニア(定員男子24人・女子16人)らがライディング・テクニックを競っている。14日まで。

代表で奥田さん(大棚小1年)を表彰 防犯うちわポスターコン 奄美大島防犯団体連絡協議会(2023.10.12)

 

奄美大島防犯団体連絡協議会(会長・安田壮平奄美市長)主催の「防犯うちわポスターコンクール」の表彰式が11日、奄美市役所であった。受賞者を代表して小学校低学年の部金賞の奥田真衣さん(大和村立大棚小1年)が安田会長から賞状と記念品を受け取った。

田皆小児童が大道芸に挑戦 寄席鑑賞会 南京玉すだれ披露(2023.10.12)

 

文化庁の2023年度文化芸術による子どもの育成事業寄席鑑賞会「たんにゃ寄席」が11日、知名町立田皆中学校やぐにゃホールであった。落語家の桂治門さんや笑福亭智丸さん、マジシャンの松旭斎天蝶さんの3人が出演。田皆小の児童による南京玉すだれやアイウエオ作文の披露もあり、会場は笑いで包まれた。

奄美相撲の変遷紹介 津波氏「世界的にまれな変化」 国体に合わせ奄美市で講演会(2023.10.11)

 

奄美の相撲研究の第一人者で琉球大学名誉教授の津波高志氏(76)の講演会「奄美の相撲の歴史と民俗」(奄美市教育委員会主催)が9日、奄美市名瀬の奄美川商ホール(奄美振興会館)であった。地域の文化や生活に根差し、組み相撲から立ち合い相撲に変化した奄美の相撲を「世界的にまれな変化」などと解説し、参加した地元住民ら約60人の知見を広げた。

天皇杯獲得、初の組手団体V 里島会長率いる鹿児島勢が快挙 国体空手道競技(2023.10.11)

 

特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)の空手道競技が10日、薩摩川内市のサンアリーナせんだいであり、3日間の日程を終えた。奄美市の輪内心道館代表師範で県空手道連盟の里島正志会長率いる鹿児島県勢は、組手団体で初優勝に輝き、目標だった男女総合1位の天皇杯を獲得した。歴史的な快挙に里島会長は「人生にとって忘れられない日、素晴らしい一日になった」と喜びを語った。

 

県内農地中間管理事業 和泊町が県内最多 転貸面積の実績(2023.10.10)

 

県内の荒廃農地面積は全農地の約1割を占める中、農地中間管理機構(農地バンク)による事業の実績をみると2022年度の転貸(又(また)貸し)面積は2092㌶で、3年連続で2千㌶を超えた。22年度末時点では九州で最も多い1万2704㌶。県内の市町村別でみると最多は和泊町となっている。

民謡民舞総理大臣杯 平田まりなさん堂々の3位 中ほず美さんと前山真吾さん6位(2023.10.10)

 

民謡日本一を競う「2023年度民謡民舞全国大会」(公益財団法人日本民謡協会主催)が5~8日まで、神奈川県川崎市の「カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)」で開催された。最終日、内閣総理大臣賞争奪戦では、平田まりなさん(27)が3位に輝いた。ほか中ほず美さんが壮年部で6位、前山真吾さんが青年部で6位に入賞するなど奄美勢は健闘した。

「見せ場のあるレースできた」 女子の白井克昌監督(名瀬徳洲会病院) 鹿児島チームの男女総合優勝喜ぶ(2023.10.09)

 

徳之島開催のトライアスロン競技で地元鹿児島チームが男女総合1位と輝かしい成績を残した。チーム女子を率いた白井克昌監督(53)=名瀬徳洲会病院=は「男女ともに地元で見せ場のあるレースができ、結果を出してくれた。苦しいレースの中で結果を残してくれた選手、活躍を共に支えたスタッフや県協会に感謝したい」と喜びを語った。

かごしま国体開幕 奄美など県内各地で33競技 鹿児島市で総合開会式(2023.10.09)

 

特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)の総合開会式が7日、鹿児島市の白波スタジアムで行われ、本大会が開幕した。新型コロナウイルスの影響で3年延期された今大会の会期内実施競技は、奄美の2市町を含む県内23市町で正式32競技と特別1競技がある。奄美では国体初開催。今年は奄美群島が米軍統治下から日本に復帰後70年の節目に当たることから、奄美での実施競技には「奄美群島日本復帰70周年記念」の冠称が付く。大会は17日までの11日間。8日は天城町でのトライアスロンなど16競技があり、各地で熱戦を繰り広げる。

奄美での研究発展に期待 瀬戸内町の施設紹介 東大医科学研究所公開講座  奄美市(2023.10.08)

 

東京大学医科学研究所が瀬戸内町に設置する研究拠点「奄美病害動物研究施設」の改築を記念した市民公開講座が7日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)であった。約120年の歴史を持つ同施設について、真下知士施設長が概要や研究内容を紹介。関係者と住民ら約40人が参加し、奄美大島での研究の発展に期待を寄せた。

かごしま国体が開幕 「熱い鼓動」を南から 奄美からも開会盛り上げ(2023.10.08)

 

「熱い鼓動 風は南から」を大会スローガンに掲げる特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)の総合開会式が7日、鹿児島市の白波スタジアムであった。鹿児島での国体開催は1972年の太陽国体以来51年ぶり。24年の佐賀からは「国民スポーツ大会」と名称が変わるため「国体」としては最後となる大会が幕開けた。

長生きしんしょれよ 老人福祉会館の敬老祝賀会 奄美市(2023.10.07)

 

奄美市老人福祉会館の敬老祝賀会(奄美市社会福祉協議会主催)が6日、同市名瀬のAiAiひろばであった。同館の利用者ら60人余りが出席。最高齢者や米寿者への記念品の贈呈、祝い唄、余興などがあり、みんなで健康長寿を祝った。

復帰直前、公務の引き継ぎ示す 鹿地裁事務官に発行のパスポート存在 12月25日前提に準備か(2023.10.07)

 

1946(昭和21)年の「二・二宣言」以降、奄美群島は本土から行政分離され、米軍政府の統治下となったが、53年(同28)年8月8日の「ダレス声明」により奄美返還が明らかにされた。悲願の復帰実現に向けて期待が高まり、郡民大会や断食祈願大会などが開催された中、12月25日の日本復帰直前に行われた公務の引き継ぎを示す資料が見つかった。奄美大島への渡航のために鹿児島地方裁判所事務官に発行された身分証明書(パスポート)で、「昭和28年12月12日」の日付がある。

ジオパーク登録へ! 構想ロゴマーク決定 喜界町(2023.10.06)

 

地質・地形から地球の過去を知り、未来を考え活動する「ジオパーク」の認定を目指している喜界町で5日、町内外から募集していた喜界島ジオパーク(構想)ロゴマークのお披露目式があった。教育関係者や商工観光関係者ら20人が出席。ロゴマークの決定を喜ぶとともに、ジオパーク登録へ向け団体間の協力体制をより強固にした。

かごしま国体7日開会式 コロナから「再生と飛躍」の象徴に(2023.10.06)

 

特別国民体育大会(燃ゆる感動・かごしま国体)は7日、鹿児島市の白波スタジアムで総合会開会式がある。鹿児島での国体開催は1972年の太陽国体以来51年ぶり。24年からは「国民スポーツ大会」と名称が変わるため「国体」としては最後の開催となる。20年開催予定が新型コロナウイルス感染症の影響で3年間の延期を経ての開催となり、大会会長の塩田康一知事は「コロナ禍からの再生と飛躍の大会にしたい」と意気込みを語る。

下水汚泥のバイオガス利用 奄美市とプラント会社共同で 今月から発電開始(2023.10.05)

 

奄美市は、下水道汚泥処理の過程で発生するバイオガスを利用した発電事業を10月から開始した。上下水道のプラント建設などを手掛ける月島アクアソリューション㈱(TAS=本社・東京都)との共同事業で、同市名瀬長浜町にある市名瀬浄化センター内に発電施設を設置、売電により20年間で約5千万円の収入を見込んでいる。

徳之島と沖永良部 マイスターが意見交換会 畑かん推進へ情報共有(2023.10.05)

 

徳之島と沖永良部島の畑かんマイスターらが交流する「意見交換会」(徳之島地域畑かんマイスター連携会議主催)が4日、徳之島町の県大島支庁徳之島事務所大会議室であった。マイスターらは互いの現状や課題を示し、畑かん推進に向けての解決策やアイデアについて議論を深めた。

奄美の3品が入賞 かごしまの新特産品コン 鹿児島市で審査・表彰式(2023.10.04)

 

県内で新たに開発・改良された特産品を審査する「2023かごしまの新特産品コンクール」が2日、鹿児島市のホテルであった。出品された全108品の中から、奄美関係では食品部門で松永酒造場(伊仙町)の飲料商品「マルシカ徳之島産無農薬シークニンリキュール」が県貿易協会会長賞に輝き、工芸・生活用品部門ではSONTAR GARDEN(喜界町)の精油「SHIMAROMA(4種セット)」が県観光連盟会長賞、沖永良部芭蕉布協議会(知名町)の「奄美の芭蕉布 京扇子仕立」が奨励賞にそれぞれ選ばれた。

22年度普通会計決算 実質単年度収支赤字9団体 財政力指数 最高奄美市も全て平均以下(2023.10.04)

 

県は2日、県内の2022年度市町村普通会計決算(速報値)を発表した。歳入(前年度比3・9%減の1兆744億1400万円)、歳出(同3・8%減の1兆307億5900万円)とも前年度を下回り、2年連続の減少。決算収支で実質収支は全団体が黒字、前年度6年ぶりの黒字だった実質単年度収支は再び赤字に転じた。実質単年度収支の赤字は43団体中24団体で、この中には奄美の9団体も含まれており、奄美で黒字だったのは3団体にとどまった。

運動会で「消防操法」披露 知名町立上城小 地域の安全守る(2023.10.03)

 

知名町立上城小学校(川畑めぐみ校長、児童数17人)で1日、第76回運動会があった。3~6年生の児童5人が恒例の「消防操法」を披露し、訪れた住民に防火防災を呼び掛けた。

沖永良部島・国頭字に地産地消の完全予約レストラン 移住カップルが開く(2023.10.03)

 

民家を改装した完全予約制レストラン「private dining 陽-haru-」が9月15日、沖永良部島の和泊町国頭字にオープンした。1日3組限定で、オーナーカップルが釣った魚や育てた野菜、同字で仕入れた豆腐など地元の食材を使う。

〝ウケングルメ〟に長蛇の列 青年団が食フェスで食材PR 宇検村(2023.10.02)

 

「ウケングルメフェス2023」が1日、宇検村湯湾の村陸上競技場であった。同村の食材を使った屋台出店のほか、ステージイベントや特産品などが当たる抽選会も開かれ、多くの親子連れらでにぎわった。

徳之島町下久志 4年ぶり「サンシキ」親睦の宴 下久志「十五夜祭り」に約300人(2023.10.02)

 

徳之島町下久志地区(時亮区長、75世帯・約135人)の一大伝統行事「十五夜祭り」が9月29、30日の連夜、聖地「十五夜浜」で4年ぶりにあった。延長約100㍍に及ぶ名物のかやぶき仮小屋の「サンシキ」も復活。中秋の名月の下、出身縁者らも交えた宴で絆を確かめ、新生児たちの成長を祈る「ミイバマフマシ(新浜踏まし)」や、怪力自慢の「ハンタ石(力石)担ぎ」大会なども楽しみ、活気に包まれた。

シカ駆除数が急増 狩猟者増、報奨金引き上げ要因 喜界島(2023.10.01)

 

喜界島で野生化し頭数が増加傾向にあるシカの駆除数が急増している。2023年度は9月26日時点で165頭と、17年度の駆除開始以降で最多だった22年度実績(76頭)を大幅に上回っている。喜界町農業振興課は「根絶を目指し、このペースで捕獲を進めたい」としている。

オールバリアフリー宿泊施設開業 パラスポーツ・観光の聖地に 伊仙町伊仙(2023.10.01)

 

「全ての人たちが平等に楽しめる場所に」――。徳之島の伊仙町伊仙に、車いすで利用できるオールバリアフリーの1棟貸し宿泊施設が相次ぎ開業した。パラスポーツサポーター組織も連携し、同島の「パラスポーツ聖地化」「パラトライアスロン大会実現」にも期待を寄せている。