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(2814)新着情報2023年07月

世界平和のシンボル「大和慰霊塔を守りたい!」 修復費GCF募金へ(2023.08.02)

 

「世界平和のシンボルを次世代に―」。伊仙町は、建立から55年を経てコンクリート片の剥落など劣化が著しく、周辺立ち入り規制を余儀なくされている「戦艦大和を旗艦とする第二艦隊戦没将士慰霊塔(戦艦大和慰霊塔)」=同町犬田布岬=の修復を計画している。1日、地方自治体によるガバメントクラウドファンディング(GCF)を活用した修復費用を調達するため寄付の受け付けを始めた。

かごしま総文・郷土芸能 奄美で開幕 圧巻 和太鼓の響き 会場にあふれる歓声と口笛(2023.07.31)

 

第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)の郷土芸能部門は30日、奄美市名瀬の奄美川商ホール(奄美文化センター)で開幕した。台風6号の影響で31日は中止となり、予定されていたプログラムは30日と1日に振り分けられた。開会式も10分繰り上げられ、簡素化したセレモニーとなった。最終日の閉会式も中止となり、審査員による講評、東京公演の出場権などの結果発表はホームページに掲載される。

和泊町港まつり 前夜祭パレードや舟こぎ競争で盛り上がる(2023.07.31)

 

第63回和泊町港まつりが29、30日の2日間、同町であった。4年ぶりの通常開催となり、初日は相撲大会や前夜祭パレードを実施。2日目は舟こぎ競争や花火大会で盛り上がった。

かごしま総文開幕 生徒440人がパフォーマンス 鹿児島市で総合開会式(2023.07.30)

 

全国の高校生による芸術文化活動の祭典「第47回全国高校総合文化祭(2023かごしま総文)」が29日、開幕した。鹿児島県での開催は初めて。総合開会式は鹿児島市の西原商会アリーナであり、奄美の生徒も加わった総勢440人の出演者がオリジナル劇などで「鹿児島らしさ、高校生らしさ」を表現。

喜界町 親子24人が料理体験教室 郷土食の魅力、若い世代に 油そうめん、ハンダマごはんなど(2023.07.30)

 

地域の伝統的な料理を学ぶ夏休み限定企画「親子で楽しむ郷土料理体験教室」が23日、喜界町中央公民館であった。町内の親子24人が参加し、油そうめんやハンダマごはんなどを調理。自分たちで作った料理を試食して郷土の食に理解を深めた。

地元の良さ再発見を 環境文化学ぶ地域塾開講 知名町住吉(2023.07.29)

 

地元の環境文化を見詰め直し、地域づくりにつなげる知名町住吉集落の「住吉地域塾」(住吉子ども育成会主催)の開講式が26日、同集落の住吉地区振興センターであった。小学生から一般まで37人が受講。式後に文化講演会があり、同集落の地名伝承や沖永良部島全体で約150年前に途絶えた「シニグ祭り」について学んだ。

金賞は田中甫さん(和泊町) マンゴー品評会に23点出品 沖永良部果樹生産組合(2023.07.29)

 

沖永良部果樹生産組合(西田和希組合長)主催のマンゴー品評会は28日、和泊町役場結いホールであった。和泊、知名両町からアーウィン種23点の出品があり、審査の結果、田中甫さん(32)=和泊町=のマンゴーが金賞に輝いた。

かごしま総文、あす開幕 全国の高校生集う 県内8市町、奄美市は郷土芸能部門(2023.07.28)

 

鹿児島県で初開催される第47回全国高校総合文化祭(2023かごしま総文)が29日に開幕する。期間は8月4日までの7日間。県内8市町で19規定部門と3協賛部門の発表があり、全国から約2万人の高校生が参加する。郷土芸能部門は7月30日から8月1日まで、奄美市名瀬の奄美川商ホール(奄美文化センター)で開かれる。

30日「土用の丑の日」 ウナギ商戦 昨年並みに抑制も 仕入れ値上昇、専門店は価格改定(2023.07.28)

 

厳しい暑さが続く中、夏場のスタミナ源として根強い人気を誇るのがウナギだ。30日には「土用の丑=うし=の日」を迎えるが、稚魚の不漁や物流コストの上昇などで県産をはじめとした国産は高値が続いている。奄美の専門店の中には仕入れ値の上昇により小幅ながら価格改定に踏み切ったところがある一方、小売りスーパーの中には昨年並みに抑制する動きも。それでも安価な中国産に流れる傾向が強まるとの見方も出ている。

手遊び歌、絵本で楽しく 「島むにしあしば~」開幕 沖永良部島で方言イベント(2023.07.27)

 

島ムニ(沖永良部島方言)継承に取り組む和泊町の町民有志主催の方言イベント「島むにしあしば~」が23日、島内で始まった。初日は和泊町の和泊幼稚園で「よーしゃぬおーまむしとぅあしばー!(はらぺこあおむしと遊ぼう!)」があり、島内の親子9組、小学校教諭、研究者など約40人が参加。シマムニを使った手遊びや絵本読み聞かせで、シマムニを聞く、話す、歌う楽しさを味わった。

大島特別支援学校 総文祭でシマ唄PRへ 「大勢に奄美知ってもらいたい」(2023.07.27)

 

29日に鹿児島県内で開幕する第47回全国高等学校総合文化祭「2023かごしま総文」(文化庁、県など主催)の特別支援学校部門に、龍郷町の大島特別支援学校(福永憲一校長)高等部の生徒が奄美のシマ唄をアピールする動画を披露する。ステージ発表に出場し、会場での発表役を担う生徒会長の3年・森琉誠さん(17)と副会長の同・三浦櫂里さん(17)の2人は「大勢の人に奄美のことをいっぱい知ってもらえるように頑張りたい」と意気込みを語った。

天城町「平土野浜」が拡大 初のビーチバレー大会に歓声 町商工会青年部「わっきゃが市場」(2023.07.26)

 

天城町商工会青年部(徳田太一部長)主催の平土野地区活性化イベント「わっきゃが市場in the night」と第1回「同町ビーチバレーボールin平土野浜」が25日あった。近年、砂浜の急拡大が顕著化した「平土野浜」の環境に着目。終日若者らの歓声が響いたほか、夜の「わっきゃが広場」では地元ミュージシャンのライブや夜店などでにぎわった。

「奄美・沖縄にこそ日本の〝勝ち筋〟が」 観光庁・星氏講演 奄美・やんばる広域圏交流推進協(2023.07.25)

 

奄美群島広域市町村圏および沖縄北部広域市町村の地域間交流を進める「奄美・やんばる広域圏交流推進協議会」(会長・渡具知武豊北部広域市町村圏事務組合理事長=名護市長、24市町村で構成)の総会が24日、徳之島町亀津のホテルであった。役員改選では新会長に群島広域事務組合管理者の安田壮平奄美市長を選任。観光庁観光政策調整官の星明彦氏が講演。ポストコロナの観光政策、持続可能な地域経済社会づくりには「日本の原点、精神性を永く引き継いできた奄美・沖縄にこそ日本の〝勝ち筋〟がある」など強調した。

県最南端から国体応援 笑顔で炬火リレー 与論町、児童生徒52人参加(2023.07.25)

 

10月に開催される「かごしま国体」と全国障害者スポーツ大会「かごしま大会」の炬火リレーが24日、与論町で行われた。地元の児童生徒ら52人が参加。沿道の声援を受けながら、全9区間約5・5㌔のコースを走り抜いた。

せとうちシアター塾 12月の公演に向け開始 「感動した」と言ってもらえる舞台に(2023.07.24)

 

奄美群島日本復帰70周年記念事業・2023年度せとうちシアター塾の開講式は22日、同町役場であった。塾生たちは「“見て良かった!”“感動した!”と言ってもらえる舞台を作り、やって良かったと思えるシアター塾にすることを誓います」と宣誓。12月の公演に向け活動を開始した。開講式後は、久伸博さんの講演「奄美群島日本復帰70周年を学ぶ」を視聴したほか、初稽古もあった。

夏祭りシーズンスタート 先陣切り、龍郷ふるさと祭 4年ぶりの通常開催に活況 奄美群島(2023.07.24)

 

奄美群島の各市町村で行われる夏祭りシーズンが始まった。23日はトップを切り、龍郷町の「奄美群島日本復帰70周年記念第31回龍郷ふるさと祭」(協賛会主催)が開催され、奄美の夏を象徴する舟こぎ競争や打ち上げ花火に加えて、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたステージイベントも4年ぶりに復活。会場はコロナ禍以前のプログラム開催を待ち望んだ人々でにぎわった。 群島内では7月に和泊町、8月に奄美市3地区と大和村、瀬戸内町、喜界町、天城町、知名町、与論町、10月に宇検村と徳之島町、11月に伊仙町で祭りが催される予定。

映像・英訳で世界に動画配信 美しい自然、伝統文化、誠の島 「奄美の島イモーレ」「ヨロンジマ」(2023.07.23)

 

東京在住の龍郷町出身者と娘が作った楽曲「奄美の島イモーレ」と「ヨロンジマ」が、映像と英訳付きでYouTube(ユーチューブ)により動画配信されている。美しい自然、継承されてきた伝統文化、与論の人々の人柄を示す「誠の島」を世界中の人に知ってもらい「奄美の島々にいらしてほしい」との願いを込めた。

 

映像へのリンク:

 「奄美の島イモーレ」   「ヨロンジマ」

「少女マンガの世界展in奄美」 日本女性の歴史を知る 里中満智子さんスペシャルトークも(2023.07.23)

 

奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館企画展示室で22日、「少女マンガの世界展in奄美」(NPO法人アマミーナ主催)が始まった。オープニングイベントでは、奄美看護福祉専門学校エイサー部の演舞が披露され、スペシャルオンライントークとして、漫画家の里中満智子さんが出演。「職業としての少女マンガ家」と題して講演した。

島ぃゆグルメフェスタ始まる 群島内37店が参加 9月末まで 「地魚メニュー楽しんで」(2023.07.22)

 

奄美群島近海で取れた地魚などを使った料理が楽しめる「島ぃゆグルメフェスタ」が21日、群島各地の飲食店などで始まった。多彩な魚介類の水揚げを誇る奄美群島の水産物を知ってもらおうと企画し、今年で2回目。9月30日まで、群島内37店でオリジナルメニューなどを提供していく。

「離島甲子園」開催まで1か月 9都県25チーム参加(2023.07.22)

 

8月21日から奄美大島で開催される「国土交通大臣杯 第14回全国離島中学生野球大会(離島甲子園)」まで1か月となった21日、試合会場となる奄美市名瀬の奄美川商球場(市民球場)で大会実行委員会(実行委員長・安田壮平奄美市長)による記者会見があった。大会を共同開催する奄美大島5市町村の首長や、昨年11月に死去した元プロ野球選手の村田兆治氏の弟で、大会顧問の村田英光氏らが出席。大会の成功と参加する離島中学生たちの交流促進に期待した。

小中学校で終業式 受験に、スポーツに それぞれの夏休み(2023.07.21)

 

奄美群島各地の小中学校で20日、1学期の終業式が行われた。児童・生徒たちは1学期に立てた目標を振り返り、納得の表情を浮かべたり反省したり悲喜こもごも。受験を控える3年生は「勝負の夏休み」の有効な過ごし方や、新学期に向けての決意を新たにしていた。

「昨年よりいい出来」 マンゴー収穫、出荷始まる 沖永良部島(2023.07.21)

 

沖永良部島産マンゴーの収穫、出荷が始まっている。各生産者の栽培状況にもよるが、今年は昨年より果実肥大が早く、収穫も早まっているという。収穫、出荷作業は8月中旬ごろまで続く見込み。

先史時代の島を知る 文化財ツアー初開催 知名町(2023.07.20)

 

知名町地域女性団体連絡協議会(長山美香会長)主催の文化財体験ツアーが17日、町内であった。町内の未就学児~一般38人が参加。学芸員の案内で地元の文化財を巡ったほか、石蒸し、火起こしなど先史時代の暮らしを体験した。

徳之島・伊仙町に「ヒマワリハート」 期間限定「映え」スポット出現(2023.07.20)

 

徳之島・伊仙町にある景勝地、犬田布岬を擁する伊仙町西犬田布集落に約4000平方メートルのヒマワリ畑が出現した。ハート型の真ん中に白いベンチがポツンと置かれたこの畑には、SNSで見かけたという島内の家族連れが連日訪れており、ちょっとした観光名所になっている。

人もクロウサギも守ろう! 徳之島地区 合同で交通事故防止キャンペーン(2023.07.19)

 

夏の交通事故防止運動(11日~20日)の一環として18日夕、徳之島地区街頭キャンペーンが徳之島町亀津の県道であった。子どもや高齢者など人の交通安全と併せ、国指定特別天然記念物アマミノクロウサギなど希少種のロードキル(交通死)防止もドライバーらにアピールした。

20日から「夏のふるさと便」受付開始 「島の香り」届けませんか 味の郷かさり(2023.07.19)

 

懐かしい手作りの味、島の香りを家族、親戚、友人・知人に届けてみませんか――。奄美市笠利町の合同会社「味の郷かさり」(吉田茂子代表)は20日から「夏のふるさと便」の発送受付を開始する。申し込み期間は8月25日まで。全国へ随時発送される。

夏の風物詩戻る 与論町古里集落 みなと祭りハーレー競争4年ぶり開催(2023.07.18)

 

みなと祭り・ハーレー競争大会(古里自治公民館主催)が15日、4年ぶりに与論町の皆田海岸であり、晴れ渡った空の下、地元住民が熱戦を繰り広げた。 祭りは、海への感謝と地域の活性化などを目的に行われてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止していた。

国際写真競技会で銀賞 写真家の青山さん 大島紬がモデル(2023.07.18)

 

龍郷町と兵庫県宝塚市の2拠点で活動する写真家の青山良さん(62)はこのほど、世界的な写真の競技会「ASIA WPA 国際写真&ビデオコンペティション2023上半期」で銀賞を受賞した。作品は、結婚予定の男女が大島紬をまとった前撮り写真。青山さんは「多くの職人により多くの工程を経て作られ、着心地の良い大島紬は特に好きなアイテム。競技会などを通して、海外に発信することで普及の一助になれば」と語った。

全国各地で1次試験 ネット活用、島外在住者の旅費軽減 奄美市23年度職員採用試験(2023.07.17)

 

奄美市は14日、来年4月1日採用の職員採用試験の受験申し込みを始めた。1次試験に今年度からテストセンター方式を導入。指定された全国各地の会場で、インターネットを通じて1次試験(基礎能力試験)が受けられる。市総務課は「島外在住者は旅費負担が減り、受験しやすくなる。優秀な人材の確保につながれば」と話す。

カヌーで鹿児島縦断へ 密航陳情団の軌跡たどる 復帰70年「結の心」で島々つなぐ(2023.07.17)

 

奄美群島の日本復帰運動に懸けた先人の思いと助け合いの精神を次世代へ伝えようと、白畑瞬さん(38)=奄美市名瀬=が2013年に立ち上げた「結人(ゆいんちゅ)プロジェクト」の新たな挑戦が始まる。十島村宝島から鹿児島市まで、約300キロの海路を人力のアウトリガーカヌーで縦断。島の人々の願いを背負い命懸けで上京、日本復帰を直訴した「密航陳情団」の軌跡をたどり、その意志を各地へ届ける試みだ。

開幕まで2週間 かごしま総文、29日から 奄美市で郷土芸能部門(2023.07.16)

 

第47回全国高校総合文化祭(2023かごしま総文)が29日に開幕する。8月4日までの期間中、県内8市町村で19の規定部門と三つの協賛部門による発表がある。奄美では郷土芸能部門が7月30日から8月1日の3日間、奄美市名瀬の奄美川商ホール(奄美文化センター)で開かれ、全国の高校生たちが日ごろの活動の成果を発揮する。

ソフトテニス 奄美、男女アベック優勝 ソフト男子、バスケ男女4強出そろう 郡体4日目(2023.07.16)

 

奄美群島日本復帰70周年記念・第64回県体大島地区大会(郡体)は15日、群島各地で7競技があった。ソフトテニス団体男子決勝は、昨年と同じ対決となり奄美が瀬戸内を破り雪辱を果たし優勝。同女子は総当たり戦を行い奄美が全勝で制して男女アベック優勝を果たした。ソフトボール男子、バスケットボール男女などで4強が出そろった。

世界大会で銀メダル獲得 徳之島町亀津出身、中江優由さん フライングディスク競技(2023.07.15)

 

徳之島町亀津出身で、西九州大学4年生の中江優由(ゆうゆ)さん(21)=佐賀県在住=が九州から唯一、フライングディスク競技の女子日本代表メンバーに選ばれ、「WDF2023世界U-24アルティメット選手権大会」(2~8日、英・ノッティンガム)のウィメン(女子)部門に出場した。決勝で強豪米国に惜敗したものの、見事銀メダルを獲得。14日、古里の同町役場を表敬訪問して報告した。

人気の「シャインマスカット」初収穫 落葉果樹のブドウ生育に成功 瀬戸内町古志(2023.07.15)

 

高品質のものは高値で販売されるなどブドウの中でも人気の高い「シャインマスカット」。ブドウは落葉果樹のため冬場の低温の確保が欠かせないが、苗木で購入したものを植栽したところ生育に成功し、瀬戸内町で初めて収穫されている。栽培技術が確立されていることから、同じつる性のパッションフルーツよりも「作りやすく、それほど手間もかからない」との見方があり、収穫期がかんきつ類と重ならないことから奄美大島内の果樹農家の中には栽培品目の一つとして導入を検討する動きも出ている。

沖永良部島の「ノアコーヒー」、独自焙煎製法で特許取得(2023.07.14)

 

沖永良部島のカフェ「ノアコーヒーおきのえらぶ店」(和泊町和泊)を運営する「Noah Coffee」代表の山下さつきさんが「コーヒー果実を丸ごと焙煎(ばいせん)する方法」の特許を取得した。コーヒーチェリーの皮に多く含む機能性成分トリゴネリンを抽出できるという。

「天城町マンゴー」を発進 品質良好 ふるさと納税返礼も一番人気(2023.07.14)

 

天城町熱帯果樹生産組合(作山和久組合長・組合員29人)の「天城町マンゴー」出発式(町共催)が13日、同町岡前にある福田実さん(73)=同町松原=のマンゴー園であった。開花期(3月)の日照不足が着果量に影響し、前期並みの収量見込みだが「品質は良好」。県内〝草分け産地〟の自負を胸に38年、自慢の特産果樹の発進をアピールした。

 

領事館に協力要請 中学生の台湾訪問で 伊集院大和村長(2023.07.13)

 

大和村の伊集院幼村長は10日、台湾の領事館に相当する福岡市の台北駐福岡経済文化弁事処を訪問し、陳銘俊処長と面会した。伊集院村長は、今年12月に予定されている同村の大和中学校2、3年生17人の台湾訪問について協力を要請。陳処長は積極的な支援を表明した。

知名町議会「議員と語る会」 ゼロカーボン事業で意見交換 町民のためになるか(2023.07.13)

 

知名町議会は11日夜、同町久志検公民館で「議員と語る会」を開いた。総務文教常任委員会の6議員に対し、住民約20人が参加。脱炭素化事業の状況や河川の水質調査、公共バスの活性化など町民の意見・要望に耳を傾けた。

国頭沖で400㌔サメ漁獲 えらぶ漁業集落「漁業被害の軽減に」(2023.07.12)

 

和泊町の漁業、山下正一さん(43)は11日朝、同町国頭沖で体長約4メートル、重さ400キロのイタチザメを漁獲した。和泊町の漁業関係者でつくるえらぶ漁業集落(塩貝和雄代表)では近年、捕った魚をサメに奪われる漁業被害に頭を悩ませており、漁獲したサメの買い取り事業を行っている。同事務局は「事業実施で漁業被害の軽減につながれば」としている。

土器に触れて歴史考察 縄文~中世の暮らしに思いはせる 大和中(2023.07.12)

 

大和村の大和中学校(抜水茂樹校長、生徒24人)で11日、県埋蔵文化財センター所蔵の土器や石器など28点を使った授業があった。1年生の6人は古代(縄文~弥生時代)から中世以降にかけて出土した遺物を手に取り観察。時代ごとに異なる特徴を学んだ。

 

港まつり花火大会 実行委へ協賛金贈呈 町を盛り上げよう! 和泊町シルバー人材センター(2023.07.11)

 

和泊町シルバー人材センター(平山和仁理事長、会員312人)は10日、同町商工会港まつり花火大会実行委員会(山田鉄也委員長)へ協賛金13万4500円を贈呈した。平山理事長は「町のことを思う会員一人ひとりの気持ちが込められている。花火で町を盛り上げてほしい」と語った。

和泊町で「奄美農業を語る会」 高収益生産など3事例紹介 ハカマ回収や輸送コスト質問も(2023.07.11)

 

奄美農業を語る会(県農業経営者クラブ沖永良部・与論支部主催)が10日、和泊町のえらぶ長浜館であった。群島内の農業関連団体のメンバーら約60人が参加。トルコギキョウの高収益生産(和泊町)や多種多様な野菜作り(奄美市)、サトウキビと肉用牛の耕畜連携(徳之島)の3事例をもとに意見交換を行った。

奄美で響く「孤高」の音色 バイオリニスト、佐藤美代子さん 奄美パークで演奏会(2023.07.10)

 

 世界的バイオリストの佐藤美代子さんらによる演奏会、ソリストの伝言Vol・3「島のみなさんと共に 音よ舞えコンサート」が8日、奄美市笠利町の県奄美パークで開催された。屋内ステージでは、バイオリンのほか、ギターの伴奏やオルガン演奏があり、曲目もクラシックからボサノバまで展開。さまざまな楽器で奏でられた音色が、会場内に響き渡った。

徳之島、逆転勝ちで2回戦へ 高校野球鹿児島県大会(2023.07.10)

 

第105回全国高校野球選手権記念鹿児島大会第6日は9日、鹿児島市の平和リース、鴨池市民の両球場で1回戦6試合があった。 奄美勢は徳之島が鶴丸に4―2で逆転勝ちし、2回戦に勝ち進んだ。

奄美4団体を顕彰 生き生きシニア活動 日本生命財団(2023.07.09)

 

日本生命財団の2023年度生き生きシニア活動顕彰団体がこのほど決まり、奄美関係では中戸口老人クラブ(龍郷町)、伊仙町老人クラブ連合会、徳時老人クラブ世並蔵会(知名町)、正名老人クラブ親和会(同)が顕彰された。

東京奄美会 文化講演会で塩田知事 「奄美の未来」を熱弁(2023.07.09)

 

東京奄美会(井上脩士会長、泰良宗男幹事長)は6月24日、品川区の三州倶楽部で鹿児島県知事の塩田康一氏を講師に2023年文化講演会を開催した。会場には約110人が詰め掛け、塩田氏の奄美への思いなどに耳を傾けていた。

「いつまでもお元気で」 高齢者施設2カ所に七夕飾りプレゼント 国頭小児童(2023.07.07)

 

和泊町の国頭小学校(伊口裕喜校長、児童75人)は6日、町内の高齢者施設「介護付有料老人ホームしおほしの里」「グループホームひだまり」に七夕の飾り付けをした竹をそれぞれプレゼントした。

走る冒険家、岩元みささん講演 「やりたいことを思い切って」 知名町田皆中(2023.07.07)

 

「走る冒険家」として活動する岩元みささん(30)が4日、知名町立田皆中学校(菅野公平校長)で講演した。全校生徒50人を前に「やりたいことを思い切りやってほしい。それが自分の生きる形になる」と呼び掛けた。

奄美群島最古の「炉跡」出土 クロウサギの骨、食用か 天城町「下原洞穴遺跡」(2023.07.06)

 

琉球列島の先史時代の「空白の1万年間を埋める発見」として注目され、日本最古級の土器など生活痕跡資料の発見が相次いでいる徳之島・天城町の「下原(したばる)洞穴遺跡」(同町西阿木名)。町教育委員会は5日、直近3年間の調査成果を公表した。約1万7千年前の奄美群島最古の「炉跡」と、火で黒化し調理・食用にしたとみられるアマミノクロウサギなどの骨も検出。さらに崩落石の下からは「波状条線文土器」(約1万年~9千年前)も多数出土した。8日、鹿児島市でシンポジウムを開き、報告する。

かごしま国体相撲競技 100日前イベント 奄美群島初開催へ機運醸成(2023.07.06)

 

10月13日に奄美市で開幕する奄美群島日本復帰70周年記念特別国民体育大会(かごしま国体)相撲競技の100日前イベントが5日、同市名瀬の中央通りアーケードであった。イベントは同競技奄美市実行委員会(会長・安田壮平奄美市長)などが実施。中心商店街の各通りに垂れ幕やペナントを設置し、奄美群島初となる国体競技の開催周知と機運醸成を図った。

7日から国体記念切手販売 知事に贈呈しPR 日本郵便(2023.07.05)

 

日本郵便九州支社は7日から、10月に鹿児島県内で開催される「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会(特別国民体育大会・特別全国障害者スポーツ大会)」のオリジナルフレーム切手を販売する。県民に広くPRしようと関係者が4日、鹿児島市の県庁に塩田康一知事を訪ね、切手を贈呈した。

知名町の2団体選ばれる ニッセイ財団 「生き生きシニア活動顕彰」(2023.07.05)

 

2023年度ニッセイ財団「生き生きシニア活動顕彰」に、知名町の徳時老人クラブ世並蔵会(佐藤サヨ子会長、会員46人)と正名老人クラブ親和会(林富義志会長、93人)の2団体が選ばれた。4日、同町役場町長室で伝達式が行われた。県内では全6団体が選ばれている。

島の伝統文化や食材満喫 体験型イベント「まるごと奄美」 東京・吉祥寺(2023.07.04)

 

東京にいながら奄美の伝統文化を味わうことをコンセプトに掲げた体験型イベント「第2回まるごと奄美」(同実行委員会主催)が1、2の両日、東京都武蔵野市のホテルで開かれた。奄美出身者や奄美ファンが大勢訪れ、奄美産の食材を使ったビュッフェスタイルの食事を楽しみながら、島唄や八月踊りなどの伝統芸能を鑑賞。本場奄美大島紬の着付け体験なども通じて島の文化に触れた。

ユリ球根掘り取り 和泊町 住民ら240人参加(2023.07.04)

 

和泊町の笠石海浜公園で2日、ユリ球根の掘り取り作業が行われた。町の環境美化に取り組む「えらぶゆりサポーター」のメンバー約240人が集まり、テッポウユリとスカシユリの球根約3万球を掘り取った。

4年ぶりシーカヤックマラソン 229艇360人が出走 瀬戸内町(2023.07.03)

 

奄美群島日本復帰70周年記念2023奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会(瀬戸内町主催)が2日、同町の大島海峡であった。新型コロナウイルス感染症などの影響で4年ぶりの開催。晴天の夏の暑さの中でのレースとなったが、フルコース(33㌔)10部門、ハーフコース(17㌔)7部門に、北海道から沖縄まで全国各地から229艇360人(登録数)が出走。帯状に連なる色とりどりのカヤックとパドルがかき上げる水しぶきが、大島海峡を彩った。

徳之島町新庁舎落成式 「輝く未来へのランドマーク」 町の新たなスタートに(2023.07.03)

 

徳之島町役場新庁舎の落成記念式典が2日午後、政財界の来賓や町民各層代表など関係者約180人が参加して同庁舎前であった。「住民との協働で持続可能な人と環境にやさしい『まちづくりの拠点』」「防災・減災の拠点となる災害に強い庁舎」が待望の完成。奄美群島日本復帰70周年記念にも絡め、産業振興や将来を担う教育体制の充実など「徳之島町の新たなスタート」を誓い合った。

奄美地方で線状降水帯発生 十島村・宝島で24時間雨量300mm 厳重な警戒呼びかけ 気象庁(2023.07.02)

 

気象庁は2日午前1時9分、鹿児島県の奄美地方で線状降水帯が形成されたと発表した。同じ場所で雨が降り続き、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっていると警戒を呼びかけている。

「貴婦人」羽化始まる 黄金のさなぎも見頃 喜界町のオオゴマダラ(2023.07.02)

 

国内最大級のチョウで、喜界町の保護チョウ「オオゴマダラ」の蛹化=ようか=が、同町でピークを迎えている。民家の庭先では、鈴なりになった黄金色のさなぎが太陽の光を浴びて輝き、羽化を始めたチョウが羽ばたきを前に、爽やかな風にそよいでいる。さなぎの見頃は7月中旬まで。

徳之島地区 新規就農者10人を激励 食料自給率向上へ(2023.07.01)

 

徳之島地区の2023年度「新規就農者励ましの会」が30日、伊仙町中央公民館であった。県や町行政関係者などが食料自給率向上を担う「農業のプロに」などと期待を寄せたのに対し、就農者たちは各品目での規模拡大、地域へ貢献など抱負を発表した。

パッションフルーツを知事に贈呈PR 「甘くて、おいしい」 瀬戸内町(2023.07.01)

 

瀬戸内町の鎌田愛人町長らが30日、県庁を訪れ、塩田康一知事にパッションフルーツを贈呈した。試食した塩田知事は「甘くておいしい」と今年の出来を評価していた。