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(050)心筋梗塞の起こりやすい季節と時間帯

起こりやすい季節は?

心筋梗塞の起こりやすい季節は、冬(12月~2月)です。

冬の寒い日に起きやすい傾向があり、これは暖かいところから寒いところに出た時の温度差で血管が収縮することが原因となります。

起こりやすい時間帯は?

朝起きてから体が徐々に活動を始める午前8~10時頃、1日の疲れがたまった20~22時頃が起こりやすい時間帯と言われています。

起床後の時間帯は体を活発に動かせるよう交感神経が働き、血圧が上がったり、血液が固まりやすくなったりするため、心筋梗塞が起きやすくなります。

朝起きてからの数時間は“魔の時間帯”と呼ばれており、特に起床から1時間以内は心筋梗塞の発症リスクが高いと言われています。

起床後すぐにジョギングをしたり、午前中にジムで筋トレをしたりする人も、心筋梗塞の危険があります。

やはり、体が不安定な状態で急激に活動をはじめるのは、かなりの負担になります。運動をする場合は、夕方からの時間帯がおすすめです。

 

 

朝起きてからの1時間は、水分や朝食を摂ってゆっくり過ごしてください。朝食には、ヨーグルトやフルーツなどを食べておくことをお勧めします。ミネラルとタンパク質をとることで水分が血管内に維持されやすくなり、脱水を改善して血管事故の予防に役立ちます。

【筆者の体験と反省:T.M.】

15年ほど前 筆者が初めて心筋梗塞を起こした時の事です。

前々から狭心症でクリニックに通っていたのですが 夜中に心臓発作を起こし 主治医の先生に相談しようにも 連絡が取れませんでした。

このように 心筋梗塞は 早朝や夜中に発症することが多いので、症状が出た時にはどのように対応すればよいか、日ごろから、主治医の先生に相談し、救急受診する病院を決めておくと 緊急時に落ち着いて対処ができます。何はともあれ、発作が起きたら、まず119番通報することです。